縁起り祈願で自分の心の強さをもらう
めぐりあわせや結びつきが「縁」です。
それを切るのが「縁切り」で、一般的には男女の仲のことを言い表すことが多いものです。
縁というものはいろいろな言葉に象徴されるように、良い意味だけを表す言葉にとどまりません。
悪縁、因縁、腐れ縁など悪いものとの結びつきも含んでいます。
人間関係だけでなく、酒やギャンブル、身の廻りのトラブルなどから縁を切りたいというのもあります。
それらを切るのが縁切り祈願になります。
昔、男女の縁を切るために駆け込み寺というのがありました。
実質的な逃げ場所であったとともに、仏の力を借りてお互いの気持ちを整理し、冷静になる時間を作るという意味も込められていたのではないでしょうか。
健康祈願などに比べてネガティブなイメージがつきまとう縁切り祈願ですが、大切なのは、仏に手を合わせることによって、自分の気持ちを整理し、縁を切りたいものへ立ち向かう強さをもらうということでもあります。
悪縁から逃れ、新しい良縁を結ぶための願掛けなのです。